こんにちは、暮らしを心地よく!のcozyです。

注文住宅って高い買い物だから失敗したくないなー。
よし、みんなの失敗談を参考にしよう!
このブログでは、このような思考をお持ちの方に向けて、
注文住宅に住み始めて2年が経った、私cozyの経験を基に、後悔点とその改善策をランキング形式で詳しく解説します!
・失敗事例と改善策を知り、同じ轍を踏まない
・自分なりの心地よい暮らしのイメージが整理できる
私cozyも、そりゃもうたくさんの失敗談や後悔事例を事前に調べてから建てましたが、それでも残念ながら後悔する点はありました。。3回建ててなんちゃらかんちゃら。。
いろんな方がこの失敗例や成功例を紹介してるので、家を建てようとしてる方は是非色んな事例を見てご自分の家づくりに活用してください!以下のリンクも合わせてどうぞ!(リンクは工事中です。)
第一位 エアコン室内機の位置【設備】

・後悔
結論は、「みなさん、エアコンの風を舐めてはいけません!」です。
私cozyは、暑いのが苦手なため、エアコンの目の前にリビングのソファやダイニングを配置し、長い時間座る場所に風が当たりやすくなるよう配慮しました。
そうです。エアコンの風を舐めていました。
夏は他の場所よりも涼しくなるだけなので、予定通り快適なのですが、冬が辛いです。ひたすら顔に熱風があたるため、目は乾燥してパシパシするし、コンタクトなんかすぐに乾いて目にダメージがありそうで怖いし、ほっぺもカサカサになるし、、とても不快です。
しかも、座る場所の真正面に配置したので、風を限界まで左右に振ろうが、限界まで上下に振ろうが必ず当たり、避けることができません。

元々、冬場は評判の良かった床暖房をメインにする予定で、冬場のエアコンのことはあまり考えていませんでした。
しかし、実際に住んでみると、朝一の30分だけ急速暖めするとか、夜も床暖が発揮するまでの間(床暖はとても快適なのですが、スロースターターで、付けてから30分くらいは寒いのです。)とかとか、全くエアコンを使わない生活は難しいことがわかりました。
夏が涼しくて良いかなと思い、この場所を選定しましたが、冬が想像以上に不快だったので、後悔しています。
・改善策
改善策は、ズバリ「室内機の位置を変える。」です。
これほど改善が簡単な問題は無いのではと思ってしまうほど簡単です。
とは言え、以下のような制約があることも考慮しなければなりません。
・室外機の近くに設置する必要(バルコニー側に設置すると配管が短くなって熱効率が上がる)
・室内機を設置する場所には、配管を屋内と屋外を繋ぐ穴が必要になるため、穴を開けれる場所を選ぶ必要(構造壁は穴が開けて良い場所が限られる)
以上のことから、エアコン室内機の設置場所検討に係るpointは以下の通りです。
②室外機を置く場所は室内機本体から遠くならないか
③設置場所は、構造壁等、穴を開けることが難しい壁ではないか
第二位 ベランダが狭い【間取】
・後悔
突然ですが、みなさんはベランダをどのように使う予定でしょうか?
※ちなみに、ベランダとバルコニーは厳密には異なりますが、面倒なんでベランダで揃えます。置き換えて捉えても何ら問題ありません。
・洗濯物や布団を干す?
・ベランダBBQ?
・夏はビニールプール?
・お風呂上がりにビール一杯?
実は、これらの実現を妨げる大きな障壁があるのです。
それは、「圧倒的に狭い」ということです。

一般的なベランダは有効幅が70cmくらいしかありません。
これは、、、
昔の日本の単位である尺貫法(しゃっかんほう)の尺という単位を原型とした考え方が、今でも一般的に使われているため。
だそうです。
家の設計図を見ると半間(はんげん)91cmを原単位としていることがわかるかと思います。そして、この91cmとは壁芯から壁芯の距離であり、実際は壁に厚みがあるため、有効幅が70cm程度になってしまうのです。なお、1mを原単位とするハウスメーカーも中にはあるようです。
実際に我が家のベランダも一般的な奥行きですが、洗濯物を干すときは顔にバシバシ当たるけど、なんとか干せるくらいです。
調べてみると、
両側が壁に囲まれた通路や廊下では、大人1人が通る幅は、600mm以上必要です。物を持って歩く場合は750mm以上余裕があるのが理想です。
とありました。
結局、有効幅が70cmしかないと、洗濯物を干す意外の用途は望めなくなってしまいます。
というか、洗濯物も余裕を持って干すことはできません。
そして、さらにベランダは防水加工を入念に施す必要があるため、メンテナンス費用がかかります。そもそも、ベランダを作ること自体にお金もかかってきます。
もう一度聞きます。皆さんはベランダをどのように使う予定でしょうか?
ベランダを設置する目的をしっかり確認することが大事です。

・改善策
それなら、いっそのことベランダを止めて、その分のスペースを居室空間を充てれば、より心地良い居室空間になるかもしれません。
又は、狭いなら広げてしまうのも手です。どうしてもお風呂上がりに夕涼みを感じてビールを飲みたい方もいるでしょう。私はどちらかと言うとこっち派です。
そうであれば、椅子が一つ置ける程度の広さを確保しましょう。奥行き2m近く(1間半=2.25m)あればゆったり使えるようです。
さらに、ベランダ菜園なんかを考えているのであれば、水栓や室外機の位置も検討しておくと快適なベランダライフが過ごせるでしょう。
以上をまとめると、以下の点がポイントになります。
②ベランダを作るなら用途を明確にし、用途に合った奥行きを確保する
③ベランダを作るなら水栓の要否や室外機の位置も考える
・ちなみに
私は屋外でのんびりするのが大好きなので、アウトドアリビングを計画していました。既存のバルコニーにウッドデッキを連結することで実現しようと思っていたのです。
しかし、ウッドデッキに必要な柱を建てる位置に下水管が埋設されてしまい、どうしてもアウトドアリビングを実現できなくなってしまいました。
その結果、ただ狭いバルコニーが残ってしまったという訳です。
第三位 無線LAN【設備】
・後悔
これはとてもとても地味な話なのですが、在宅ワークが一般的になりつつある今の状況を考えると深刻です。
在宅ワークをする部屋の無線LANの電波が悪いのです!
下調べの段階に仕入れた情報では、
というものでした。
我が家の場合、2階のリビングに無線LANを設置しており、3階に私の在宅ワーク用の部屋(将来の子供部屋)があります。

つまり、私は下調べの情報を鵜呑みにして、3階のインターネット無線接続については何も対策をしなかったのです。
その結果、3階のドアを閉めると、電波が少し不安定になり、テレビ会議でカクカク動き出す上司や、突然スローモーションに話し出すお客さんの相手をしなければなりません。
これはとてもストレスですし、会話がままならないことも発生します。
幸いにも、キャリアの電波は安定しているので、子供が家に居る時やエアコンをつける時などドアを閉めなければならない時は家のWi-Fiを使わないようにしています。
ネットサーフィンや動画を見るくらいなら安定してるのでそこまでストレスではないのですが、突然致命傷を負うので危険です。
ちなみに、床暖房がある場合は床暖房の下の階層には電波が届きにくくなるそうです。
我が家では、2階だけ床暖房を入れたので、2階と1階は有線で繋げるように空配管(からはいかん)を設置しました。
空配管とは、あとからLANケーブルや電話線を配線する際に使えるよう、あらかじめ壁の中に通しておく配管のことです。
空配管の設置は新築時しか出来ないことなので、テレビやインターネットの配線はよくよくシミュレーションするようにしましょう!
・改善策
改善策としては、以下が考えられます。
- あらかじめ空配管を設置して、3階にもルーターを置く
- 3階に増幅器を設置して3階に届く電波を増幅させる
ここで意外と盲点になるのがコンセントの位置です。
ルーターや増幅器を置く位置は、
・掃除機の邪魔にならない場所
・景観を損ねないような場所
にしないと、プチストレスになります。
あらかじめどこに置くかシミュレーションしておくと、心地よく暮らせる家になります!
以上をまとめると、以下がポイントになります。
②電波に不安がある場合は、ルーターや増幅器を置く場所(邪魔にならない場所)をシミュレーション
③必要な設備(空配管やコンセント)を設置
第四位 風道【間取】
・後悔
特に夏は風道の大切さを痛感します。
我が家では、一箇所だけ、間取り思想を設計中に大きく変更したところがあります。それが最も重要な風道と知っていながらにも、すっかり忘れてしまい、不覚にも変更を許してしまったのです。思い出した時には時すでに遅しでした。
我が家のあるエリア(と言うか日本の大半の場所はそうですが、)は、夏は南から北に風が吹きます。
そして、我が家は南北に縦長い形をしています。
そのため、この南から北の風を取り入れることができると、心地よい暮らしになると確信し、南と北に大きめの窓を設置しようとしていました。

しかし、この後第五位で話題になる、洗面脱衣所の間取問題の余波を受け、北側に窓が設置できなくなってしまったのです。
・改善策
まずは家を建てる地域の風の流れを把握しましょう。
一般的に風は、夏は南から北に、冬は北から南に向いて吹きますが、海や山などの地形特性によって風の向きは変わります。
これは過去の天気情報などを漁れば簡単に確認できるます。
次に、効率的に風を流す窓の配置を知りましょう。
→そうすることで、風の道ができます。風は器用に曲がることなんてできません。障害物なくまっすぐ道があるととても良い風道になります。
・脱衣所やお風呂の窓は高めに配置
→暖かい空気は上がる性質があるため、脱衣所やお風呂などの暖かい空気を逃すためには高い位置に窓があると効果的です。
・寝室やダイニングなど長居する場所の近くの窓は低めに設置しない
→逆に冷たい空気は、下に溜まります。寝室のまどが足元にあるとびっくりするくらい冬に寒くなります。
なお、窓には風を通す以外にも①光を通す、②視線を通す、③人の気配を通す機能もあるので、求める機能に応じて配置が必要です。
よくある事例で言うと、①は暗い廊下に、②は景色をみる位置に、③はトイレや脱衣所などのドアに配置することがあります。
また、窓にはいくつもの種類が存在しますが、断熱性が少し違うのでその特性も知った上での選択が必要です。
例えば、
・Fix窓はさらに安く、断熱性能も抜群だが、風を通さない
・滑り出し窓は少し高いし操作性に劣るが断熱性が高い
などです。
以上をまとめると、以下の点がポイントになります。
- 地域の風向き特性を過去の天気情報で把握する
- 風道と窓の特性に配慮して風を通す窓を配置
- 光や視線、人の気配を通す必要がある場所がないか確認し、目的に応じた窓を配置
第五位 トイレの音漏れ
・後悔
トイレの音がリビングに聞こえてしまうことが後悔点です。
この事象も建てる前からリサーチしていて、かなり配慮したつもりでした。
建売の図面なんかを見てると、リビングに隣接してトイレがあるケースも少なくありません。個人的にはトイレのドアの前にソファがあるのは流石にきついと思っていました。
そのため、リビングとトイレの間にキッチを配置し、十分に距離を離したつもりでした。

でも、距離では解決しきれなかったということです。
・改善策
トイレとリビングの間にどれだけ障害物があるか、特に間に何枚壁があるかが勝敗を分けるようです。
我が家はリビングとトイレの距離は十分に離れているものの、壁は一枚しかありません。
嫁さんの実家でトイレの音を気にしたことがないのですが、よく考えると、リビングとトイレの間に廊下があるため、壁は2枚です。
当初はトイレとリビングの間にちゃんと壁を2枚配置していただけに、これはとても悔しいです。
以上をまとめると、以下がポイントになります。
- トイレとリビングの間の距離が離れていても音漏れ対策にはならない
- トイレとリビングの間に最低2枚の壁が存在するようにする
番外編:独立脱衣所【間取】
・後悔
脱衣所と洗面所を一体にすることを選んだことを後悔しています。
脱衣所と洗面所を一体にすることで、自分の行動に制限がかかり、ストレスになるためです。
例えば、娘がお風呂に入ると、洗面脱衣所から出てくるまで、私はドライヤーを取りにも行けないし、歯磨きすら満足にできません。いや、すみません、、実は我が家に娘はおりません。
わかりやすいと思って例に上げました。友達や両親が泊まりに来ることを想定しても良いかもしれません。
とにかく、自分のペースで生活できないようでは、心地よい暮らしが送れるとは言えません。
ちなみに、私の実家はマンションで、脱衣所と洗面所が分かれていました。姉が2人いましたが、実家の脱衣所でいままでで困ったことは一度もありませんでした。脱衣所と洗面所は別々なものとして育ちました。
そのため、当然脱衣所と洗面所は分離することで間取りを考えていました。しかし、間取りを考えるうちに、脱衣所が一畳になることが判明し、悩みました。たった一畳のスペースで洗濯機もある中、流石に着替えが心地よくできるのだろうかと。
そして、最終的に、脱衣所と洗面所を一体にして、合わせて二畳という選択をしました。
とても困っている訳ではないのですが、これから何度も困ることが出てくるのではないかと思い、番外編として載せてみました。
・改善策
正直、住む人のキャラに寄ると思います。
なので、上にあげたような事例に遭遇することを避ける行動を取るのか、気にしないでおくのかをよく考えることが改善策になります。
以上をまとめると以下がポイントになります。
- 脱衣所が封鎖されて困るかどうかを考える
- 困るなら分ける。困らないなら分けない
参考
リンクは工事中です。
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